「液晶テレビの音は出るのに画面が映らない」「画面の一部だけが暗い」——。
どちらも突然起こると不安になりますよね。
「液晶テレビが映らないのに音が出る原因」と「画面が一部だけ暗い場合の直し方」について、修理前に試せる3つのポイントを交えて調べてみました。
れでは、実際にどんな原因があるのか、どんな直し方があるのか、具体的に詳しくご紹介します。
液晶テレビの画面が映らないのに音は出るときの主な原因3つ
“真っ暗な画面”の原因はバックライトや接続不良が多い傾向
テレビの音は出ているのに画面が映らない――そんなとき、まずは次の3つの原因が考えられます。
原因①:HDMIケーブルの接続不良や入力設定ミス
差し込みが甘かったり、ケーブルの断線・劣化によって、映像信号だけが届かないケースがあります。
また、リモコンの「入力切替」が別のポートに設定されていることも。
原因②:バックライトの故障
液晶テレビは、映像を表示するためにバックライトが光る構造になっています。
このバックライトが故障すると、パネルに映像が表示されず、画面は真っ暗なままになります。
原因③:メインボードや内部基板の不具合
映像処理を担う回路部分が壊れていると、音声だけが正常に出て、映像だけ映らない状態に陥ることも。
この場合は、ユーザー側での対処は難しくなります。
液晶テレビの画面が一部暗いときに試したい直し方3ステップ
画面の一部だけ暗い”現象は、実は設定や接触が原因かも
画面全体ではなく「右端だけ暗い」「左下が暗く見える」などの症状は、設定や信号の不具合が疑われます。
修理の前に、以下の方法を試してみましょう。
ステップ1:画質設定をリセット
「明るさ」「コントラスト」「エリア調光(ローカルディミング)」などの設定が偏っていると、画面の一部が暗く見えることがあります。
初期設定に戻して確認してみてください。
ステップ2:接続ケーブルを確認
HDMIケーブルやAVケーブルがしっかり差さっているか、端子が劣化していないかをチェック。
接触不良や信号の不安定さで、部分的に映像の乱れや暗さが出ることもあります。
ステップ3:電源の入れ直しとソフト更新
テレビを完全に電源オフし、数分後に再起動することで改善することがあります。
また、ファームウェアの更新が提供されていれば、そちらを実行することで不具合が解消する場合も。
修理前に試したい!チェック用おすすめアイテム
自分でできるセルフ診断に役立つ便利グッズ
修理や買い替えを考える前に、「まずは原因を調べてみたい」という方におすすめのチェックグッズがあります。
● Amazonベーシック HDMIケーブル
定番の高耐久ケーブル。断線や劣化の見極めにも役立ちます。

● エレコム HDMI切替器(自動認識タイプ)
複数の機器を接続している方に。自動切替でミス防止。

● LED懐中電灯(バックライト診断用)
画面に光を当てて、バックライトの故障チェックが可能。

それでも直らなかったら?おすすめ買い替えテレビ3選
高性能でコスパ抜群なモデルを厳選ピックアップ
不具合が改善されない場合は、買い替えのタイミングかもしれません。
今はネット動画対応の高コスパテレビが豊富です。
● ハイセンス 32A4N
フルHDで3万円台。動画視聴やゲームにおすすめ。
「コスパ重視派にぴったり、3万円台の高画質」

● シャープ AQUOS 2T-C32AC2
信頼の国内メーカー。Wチューナー搭載で録画も安心。
「長く使いたい人へ、安心の国産モデル」
● ソニー BRAVIA KJ-32W500E
大画面でエンタメ重視ならコレ。
「壊れたテレビからの卒業、エンタメ空間へ」
まとめ
液晶テレビの「音は出るけど画面が映らない」「一部が暗い」といった症状は、焦らず冷静にチェックすれば、自分で解決できるケースもあります。
これらのステップを踏んで、それでも症状が改善しなければ、信頼できるテレビへの買い替えも検討しましょう。
毎日の暮らしに欠かせないテレビだからこそ、不具合時の対処と判断のコツを知っておくことが大切です。