ストレートアイロンの温度設定次第で、髪の仕上がりもダメージも大きく変わります。
髪が喜ぶ最適な温度の選び方についてご紹介します。
- どの温度で使えばダメージを防げるの?
- 髪質に合った温度ってどう見極めるの?
- 前髪や毛先、部位によって温度を変えるべき?
毎日アイロンを使っていると、こうした疑問が出てきますよね。
わたしも失敗してパサつかせた経験があるので、すごくわかります。
そこで、正しい温度設定と使い方について調べてみました。
ストレートアイロンの温度を正しく選ぶだけで、ツヤや手触りが見違えます。
最近では、温度調節の幅が広くて髪に優しい「サロニア」や、プロ仕様の仕上がりとツヤ感が魅力の「パナソニック ナノケア」のようなモデルが人気ですよ。


髪に優しいスタイリングのコツを、このあと詳しくご紹介します。
ストレートアイロン何度?髪質によって異なる!
ストレートアイロンの仕上がりを左右する大きな要素のひとつが「温度設定」です。
実は、たった10℃の違いでも、髪のツヤ・まとまり・ダメージに大きな差が出るんです。
毎日のようにアイロンを使う方ほど、温度選びは慎重に行う必要があります。
目安としては、160〜180℃が多くの人に適した範囲とされています。
でも一律で同じ温度を使えばOKというわけではなく、髪質やスタイルに合わせた調整が重要なんです。
髪質別のおすすめ温度設定
髪の太さや水分量によって、熱の伝わり方やダメージの受けやすさは変わります。
だからこそ、自分の髪質を正しく知ったうえで温度を決めるのがポイント。
- 太くて硬い髪質:
180℃前後がおすすめ。クセが強くて伸びにくい場合も、高温なら短時間でストレートがキマります。 - 柔らかくて細い髪質:
150℃以下が安心です。柔らかい髪は熱の影響を受けやすく、少しの高温でもパサつきやゴワつきが出やすくなります。
スタイリング別の適正温度
髪質だけでなく、目指すスタイルによっても適した温度は異なります。
スタイルの完成度を高めるには、仕上がりに応じた温度調整が大切です。
- ストレートヘアをつくりたい場合:
160〜170℃くらいがちょうど良いバランスです。自然なまとまり感とツヤ感が出て、毛先のニュアンスも柔らかく仕上がります。 - ゆるめのカールをつけたいとき:
140℃前後のやや低め設定がおすすめ。長時間アイロンをあてる必要があるため、高温すぎると焼けやすくなってしまいます。
美髪になれる!おすすめ温度は170度
ストレートアイロンを日常的に使う方にとって、170℃という温度は非常にバランスの取れた選択肢です。
多くの髪質に対応できる万能な温度帯で、スタイリング効果と髪への優しさが両立できます。
たとえば、硬すぎず柔らかすぎない普通毛の場合、170℃はスッと通すだけでクセが伸び、適度なまとまり感が出せます。
クセ毛やうねりが気になるけど、できるだけ髪を傷めたくないという方にもぴったりです。
髪質別の適正温度
- 細く傷みやすい髪:
120〜130℃がおすすめ。熱に弱い髪質は低温で丁寧に仕上げることで、ツヤや潤いを保てます。アイロンのスピードをゆっくりにするのも効果的。 - 普通毛:
140〜150℃が理想的。高すぎず低すぎない温度で、根元から毛先まで自然なストレートが作れます。 - 硬く広がりやすい髪:
160〜180℃が効果的。短時間でクセをしっかり伸ばすことで、毎朝の時短にもつながります。
アイロン使用時の注意点
- 髪は完全に乾かしてから使用すること
濡れた髪に高温のアイロンを当てると、内部の水分が急激に蒸発して「ジュッ」と音がすることがあります。これは水蒸気爆発とも呼ばれ、髪が内部から壊れてしまうサインです。 - ヒートプロテクト剤はマストアイテム
アイロン前に、熱から髪を守るスプレーやミストを使いましょう。髪表面に薄い保護膜を作ってくれるので、ダメージを抑えながらスタイリングできます。 - 高温での長時間使用はNG
クセが取れないからといって、何度も同じ部分にアイロンを当て続けるのは逆効果です。
必要に応じて温度を見直し、スルーは基本1〜2回までに。
まとめ
ストレートアイロンの温度設定ひとつで、髪の仕上がりと健康状態は大きく変わります。
「なんとなく」で使っていると、気づかないうちにパサつきや広がりの原因になることも。
さらに、前髪や毛先などのデリケートな部分は130〜140℃程度に抑えると、自然な丸みが出て失敗しにくくなります。
髪質やスタイルに応じて温度を使い分けることで、ダメージを抑えながら理想の髪型をつくれます。
毎日のケアに温度意識を取り入れるだけで、手触り・見た目・まとまり、すべてがグレードアップしますよ。
